函館YEGとは

函館商工会議所青年部 令和5年度 基本方針

 我ら青年部は、創立20周年を迎え、新時代へと突入します。先輩方が築き上げられた事業・伝統を継承し、青年経済人らしい観点から新たな事業を立ち上げ、地域活性、企業拡大、人口増加へと繋げるべく、4本の柱を軸に活動して参ります。

会長 岡村 賢

  • 1市民参加型イベントの継続・継承と青函YEG連携強化

     当青年部は、「函館マラソン」、「はこだてカルチャーナイト」等、多くの歴史のあるイベントを運営・サポートして参りましたが、諸先輩方が築き上げられた功績や伝統を絶やすことなく、今一度、イベントの開催経緯をメンバーに伝え、今後の在り方を検討し、市民に永く愛され参加いただけるイベントへと成長させて参ります。加えて、かねてより、親交の深い青森YEGとの青函交流を確固たるものとし、ビジネスに繋げていける絆づくりをして参ります。

    ▲函館マラソン エイド運営
    ▲はこだてカルチャーナイト
  • 2プロスポーツチームとの交流と街づくり

     函館市の人口減少は、歯止めが効かず25万人を切り、増加の見込みがないのが現状です。一方、魅力度ランキングでは常に上位にあり、その認知度は全国トップクラスと言っても過言ではありません。この認知度と交通の利便性を活かし、観光人口の拡大を目指して参ります。以前より行っているYEGならではの観光PR活動はもちろんのこと、プロスポーツチームや大学等の合宿誘致、プロスポーツチームの誘致の可能性を検討して参ります。さらに、ジュニア世代に元プロスポーツ選手等との交流を通じ、一流選手を身近に感じる機会を設けることで、よりスポーツへの興味をもってもらい、未来のプロスポーツ選手発掘の一端を担うべく活動いたします。

  • 3SDGs・DXの推進

     世界的な気候変動により、毎年日本各地で自然災害が起きています。後世に美しい地球を残していくためには、一人一人が考え、実践していかなければなりません。YEGとして今、何ができるのかを検討し、企業間での情報共有を図り、今後のYEG活動の礎となる事業を立案・実行して参ります。同時に、今般のデジタル社会に取り残される会員企業がないよう、専門家を招き、研鑽事業を充実させて参ります。DXをYEG活動に取り入れることで活動負担の軽減を図り、各社の業務の効率化と生産性の向上に繋げます。

  • 4会員交流の活性化と地域間交流の拡大

     最後に、我ら函館YEGは、20周年の大きな節目を迎え、変革の時がやって参りました。創立当時を知る会員は数少なくなり、メンバーの入れ替えが進む中、新たな同志の発掘、現役メンバー内からの事業活動・例会等への参加者の増員は急務となっています。メンバーに対するYEG活動の周知や、委員会の垣根を越えた交流会の開催は基より、他青年部団体、今まで交流の少なかった北海道内の他YEG単会との交流の場も増やし、各会員企業の仕事に直結するような交流会の開催を模索して参ります。また、YEGを支え、運営してこられたOB・OGの先輩方との交流の場も設け伝統継承を絶やすことなく、後世へ繋ぐ活動運営に努めて参ります。

    ▲道央・道南YEGとの交流

概要

  • 1名称

    函館商工会議所青年部

  • 2目的

    本青年部は、会員相互の親睦と連携を密にし、企業経営者としての研鑽をつみ、企業発展を図ると共に、函館商工会議所の事業活動への参画と及び協力を通じて、地区内における商工業の振興と、地域社会の発展に奇与することを目的とする。

  • 3会員

    函館商工会議所会員事業所の経営者・後継者及び幹部社員とし、満年齢50歳まで(女性はもとより現在議員の方も加入出来ます)

  • 4設立日

    平成15年5月28日

  • 5設立趣意

     函館商工会議所は「商工業者の総合的な改善発達を図り、社会一般の福祉の増進と、わが国商工業の発展に寄与する」ことを目的として、明治28年に設立され、永きに亘り地域の総合経済団体として、重要な役割を担って参りました。
     しかし、21世紀を迎えた今日のわが国経済は、バブル崩壊後の長期低迷から依然脱しきれず、社会全体のシステムもまた、先行き不透明の中で閉塞感を強めております。
     このような混迷の時代に、直面する困難な諸課題に積極果敢に挑戦し、将来にわたる繁栄と発展のために、未来を指向する青年企業人の斬新な視点と俊敏な行動力の結集が、時代的要請として強く求められています。
     社会全体が大きな変革の対応に迫られている今日、かつて変革の節目に未来の繁栄を信じる若者が新しい時代を築き上げてきた歴史に学び、青年企業人自らが未来を見据えた地域づくりに、主体的に発言し行動する極めて重要な時機にあると考えます。
     このような観点から、函館商工会議所ではこの度、次代の地域を担う後継者の相互研鑽の場として、また、青年企業人としての資質向上と会員相互の交流を通じ、企業の発展と豊かな地域社会を築くことを目的として「函館商工会議所青年部」を設立致しました。
     つきましては、以上の趣旨をご理解いただき、次代への先導者としての役割を担い、豊かで住みよい郷土づくりに貢献いただきたく、函館商工会議所青年部へ積極的にご参加下さいますようお願い申し上げます。

  • 6受賞歴

沿革

※下記役職は就任当時のものです

2003年(平成15)5月23日 設立
2003年5月~2005年3月 初代会長
大桃 泰行 (株)竹葉新葉亭 代表取締役
2005年4月~2007年3月 2代会長
折谷 泉 (株)リージャスト 代表取締役
2007年4月~2009年3月 3代会長
河村 祥史 トヨタカローラ函館(株) 代表取締役社長
2009年4月~2011年3月 4代会長
二本柳 慶一 (株)二本柳慶一建築研究所 代表取締役
2011年4月~2013年3月 5代会長
高野 元宏 (株)道水 代表取締役社長
2013年4月~2015年3月 6代会長
須田 新崇 (株)富士サルベージ 代表取締役社長
2015年4月~2017年3月 7代会長
齋藤 利仁 ニューオーテ斎藤(株) 代表取締役社長
2017年4月~2019年3月 8代会長
外崎 浩之 潮産業(株) 代表取締役
2019年4月~2021年3月 9代会長
斎藤 秀司 (株)青函設備工業 代表取締役
2021年4月~2023年3月 10代会長
富樫 孝樹 (株)プロテック 代表取締役社長
2023年4月~ 11代会長
岡村 賢 (株)道南メディカル 代表取締役